やさしく柔らかい風合いの手漉きハガキでお手紙を

牛乳やジュースなどの紙パックを回収し、手漉きハガキとして生まれ変わる工程を最初から全て行っている。色付けには赤・黄・青・緑などの画用紙を混ぜ合わせることで、紙漉きならではのやさしく淡い色合いに仕上がる。単に色紙が出来るだけではなく、紙のアクセントに”さをり”の繊維を入れたり、包装紙を用いたり、はたまた大和茶を混ぜることにチャレンジしたこともあるそう。いろんなアイデアを形として表現できるのが手漉きの醍醐味だ。ふと目にした「春色」と名付けられた紙は、淡い若草色の紙がベース。そこに白・ピンク・黄色の2ミリ角ほどの細かい紙が散らされ、新緑と桜、菜の花やシロツメグサといったやさしい春の風景を彷彿させてくれた。年末には年賀状用のハガキも登場するので、周りとはひと味違うオリジナル感を求める人には最適なアイテムになること間違いなし。